太陽のちからに頼ろう
目まぐるしく変化する世の中で、つい沢山の人の意見を聞いてしまい、
余計に自分の立ち位置が分からなくなる事は、ありませんか?
それは、山登りに行って、急に日が暮れて辺りがぼんやりとしか見えなくなり、
視界が狭くなった時、無闇に動いてしまうと危険な事と似ています。
情報収集の為の情報が自分が理解できるものよりもずいぶん大きくなってしまうと
自分自身の立ち位置さえも見失い、「あっちかも?こっちのうほがいいかも?」と
動き、結果的に出口にたどり着ける確率は下がります。
そんな時、前へ前へと頑張り続けるより効果的な事があります。
それは、その出来事から少し距離をとって眺めてみる事。
特に夜に決めた事は、一旦朝の太陽の元見つめなおしてみると
「あれ?変かも?」と思うかもしれません。
当たり前ですが、夜になると太陽は沈み、周りは暗くなります。
その暗闇の中で決めた事は、メンタルの影響も受けていますので
都合の悪い事実を見ないで決めていることもあります。
人には、誰しも考え方の癖という「バイアス」があるのですが、
それは思い込みや偏見とも言い換えることができます。
自分に都合のいい事実だけを集めて物事を決定していくタイプのバイアスが
かかっている人は、本人さえ気が付かないうちに都合の悪い事実をなかったように
ふるまいます。
例えば、1週間後テストがある事実に向き合うよりもその時の気分で
好きなアーティストの動画を見まくってしまうとか、かわいいペットが太りすぎなのに
甘える顔が見たくてついおやつをあげすぎてしまうとか。
そのくらい、どんな人でも気が付かずにやってしまうし、誰にも迷惑かけないレベルの事ですが、これは最終的に自分にしわ寄せがきちゃいます。
話をもとに戻します。
何かに迷ったら、朝、太陽の光を浴びながら散歩して、それから
もう一度ご自身が決めた決断を見直してみましょう。
それは、利点ばかり!
①毎朝、太陽の光を浴びながら30分ほど散歩する日課を持つとうつ病になりにくく、メンタルケアにとてもいいセロトニンという脳内伝達物質が分泌されやすくなる。
②外を歩くことで自然に外の空気を吸い、体力もつく。
②ツァイガルニク効果がある。
ツァイガルニク効果とは、何かの出来事を時間をおいてもう一度見直すことで脳が勝手に整理してくれる効果の事です。これにより苦しまずに結論を見いだせます。
この不安定な世の中だからこそ、当たり前に存在する太陽に意識を向けて
頼ってみる事で救われることもあるかもしれませんね。
本日もお読み頂きありがとうございました。
#メンタルケア #自殺予防 #自分を愛する
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