分かりにくくても そこには愛があるのかもしれない
クリスマスカードや年賀状
お誕生日のケーキやプレゼントなど
気持ちが形になった心を喜ばせる物たち
直接的にわかりやすい愛情や友情、心配りは、
とても受取りやすい種類のものだ
では、それが形になっていなかったら?
もしくは、形になっていても本人に
伝わっていなかったら?
その愛情は、どこに行ってしまう?
無い事になってしまうのだろうか?
これは、3年くらい前のエピソード
我が家は、旦那さんのポリシーでお互いに
フェイスブック友達にならない
そんな不思議な距離感を持っている
「内田裕也さんと樹木希林さんの様な
夫婦になりたい」
樹木さんが亡くなる前から
彼はそう言い続けている
単身赴任の上、連絡をまめによこさない
彼の生存確認と健康管理を兼ねた目的で
私は、彼のニュースフィードを読んでいる
彼は、山形でワインを造っているのだが、
日本ワインの品質向上に向けて
昔ナパヴァレーで培った醸造技術を
惜しみなくつぎ込んでいるワイン醸造家だ
特にシャルドネという葡萄は、
ナパヴァレー時代に
ナイトハーベストという技法を
習得した彼の得意分野で
ワイナリーのフラッグシップワインとして
Takahata Funiculi Funicula de Kimula Chardonnay
(高畠 フニクリ フニクラ デ キムラ シャルドネ)
が、2016年に登場した
その長い名前は、本人が葡萄農園の木村さんの
畑に行った際に、その斜面がとてもきつかった
事からイタリアの登山電車の歌
「フニクリフニクラ」を
思い出した事が由来らしい
そしてこのワインのリリースも
Takahata Funiculi Funicula de Kimula Chardonnay
いつものように
彼のニュースフィードで知った
エチケットの可愛さもあって
フェイブックにはたくさんコメントが来ていて
その返事の一つに彼が意外な事を書いていた
「このワインの名前の由来は、
イタリアの登山電車の歌ですが、
それ以外にも理由がある。
それは、家族の一番気に入っている
レストランの名前でもあるから」と
私が愛してやまないお店の事が
ネーミングの大きな理由でもあると書いてあった
フニクリフニクラの名前に
そんな理由があったとは。。。
わからなかったから無いのでは、
ないかもしれない
そう思った
自分だけの尺度で制限する事は
なんてつまらないことだろう
ちゃんと受取ろうと努力をすれば
見えてくるものがたくさんある
その方が、人生は豊かになると
子供の様に信じていこうと思う
#愛 #フニクラ #高畠ワイナリー #ワイン
0コメント