縁を繋ぐスヌーピー 出逢いを手繰り寄せるチカラ


 
私は、無類の犬好きですが
まさか、幼い頃に身近にいた
あの有名キャラクター犬が

 

わたしの人生の節目に不思議な
出逢いをもたらすとは!

          
有名なキャラクター犬とは、
Peanutsとその仲間達のビーグル犬

 
“スヌーピー”


の事です
 
きょうは、そのスヌーピーとの 
不思議なご縁についての
エピソードを書きます

 

1995年に渡米し
サンフランシスコで2年過ごした後           1997年の5月にサンフランシスコ

から車で1時間ほど

北上した場所に位置する

Santa Rosa(サンタローザ)の
カレッジに通っていました
 

Santa Rosa Junior College
(サンタローザ・ジュニアカレッジ)
略してSRJCは、北米の中で
最も施設や授業内容に定評がある短大で
ここに通ってから大学に進学する
地元の若者がたくさんいました
 
サンタローザは、自然豊かな
治安のいい街でスヌーピーの作者である、
チャールズ・シュルツ氏が晩年を 
過ごされた場所としても有名で

SRJC構内でもスヌーピーが

描かれたカレッジTシャツなどが
たくさん販売されていました 


霧のサンフランシスコとは
対照的な太陽が降り注ぐ緑溢れるこのSRJC


私は、ここで学位を取るというよりは
昔から勉強したかったArtを専攻し、
ボブというおじいちゃんと

友達になりました

 

クラスメイトのボブに
 
「スヌーピーのアイススケートリンクが
  あるのは知っている?
  今度一度一緒に見に行こう!」
 
と誘われ、一緒にスヌーピーの
アイスショーを見に行った事があります
 
スヌーピーの被り物をした犬?が
本当にスケートをしていて
なんだかとても面白いショーだなと
思った事を覚えています。
 
ショーが終わった時、
 
「あそこに座っているのが、スヌーピーを
   描いたシュルツさんだよ」
 
とボブが教えてくれました。
 
スケートリンクの観覧席に座る
初老のその男性は、とてもダンディーで
俳優さんのように素敵で
独特のオーラを放っていました
 
昔からスヌーピーは、可愛いなと

思う程度で熱烈なファンという訳では

なかったのでシュルツ氏に握手も写真も
求めず遠目で拝見してその場を
後にしてしまいます
 
せっかくお会いできていたのに、
今思うと本当に残念で仕方が無いですが

 

時は流れ、私は2001年1月にアメリカで
日本人男性と結婚をし、


主人の仕事の関係で2002年の冬、
日本に帰国をしました
 
再び東京に住み始めた私は、
仕事を探しはじめます
 
そして2005年から


「スヌーピーの商品を世界中から

   集める仕事」


という少し変わった仕事に

就く事になりました
 
当時の私のキャリアは、アメリカで
アクセサリー小物を輸出する
個人ビジネスを起こし日本へ

アクセサリーの輸出していたこともあり


“輸出入の知見がある者”


という条件とやはり、サンタローザという
スヌーピータウンに住んでいた事で 
この仕事を得る事ができ、再び
スヌーピーとのご縁が始まりました

 

今は、もう無くなってしまったのですが
当時その企業がSnoopy カタログという
通販カタログを制作しており

そのチームで世界中のスヌーピーグッズの輸入をするのが私の担当でした


               
サンタローザには、Snoopy museumがあり
そこのオリジナルグッズをはじめ
ベルギーや台湾など、日本未入荷の
世界中のスヌーピーの商品を探し、
カタログに載せる仕事は大変でしたが
とてもやりがいがありました


しかしスヌーピーカタログは、
その5年後に終了してしまいます
 

しかし、カタログ製作が終了しても

Snoopy Museumの担当者はじめ

シュルツ氏の奥様宛に約10年間

クリスマスカードを書く役を引き受け

親交を切らさない様にしていました      


2015年4月に退社し 仕事に一区切りを

つけた私はその年の7月月にサンフランシスコと
サンタローザを訪れる事を決めました 


帰国以来約13年ぶりのアメリカ訪問!


せっかくサンタローザに行くのだからと
Snoopy Museumへ行く計画を立て
出発の1か月前にシュルツさんの奥様、
ジーン・シュルツさんにメールアドレスを明記し面会のお願いをする手紙を

書きました

 

しかし、出発当日になっても
シュルツ夫人から連絡が無く、諦めきれず
サンタローザ滞在最終日に
Snoopy Museumを訪ね確認する事に

しました


受付に行き担当者に


「もしジーンさんがいらっしゃったら   
  挨拶できないか?」


と聞くと受付の人はすぐにジーンさんに
電話をして事情を説明してくれました 


しかし、タイミングの悪いことに
彼女はサンタローザ市内にはいないとの事で
お会いする事は叶いませんでした


よくよく聞いてみると、シュルツ夫人は、
私がサンタローズに着くころにメールで 
面会が可能なスケジュールと
彼女個人の携帯電話の番号まで明記し


"是非、いらして下さい。

  お待ちしています"


とお返事をくれていた事が分かりました


それなのにあろう事かそのメッセージを受け取れず違っていたのです!


原因は、私がいつも見る携帯の

メールアドレスを明記した事でした


アメリカにたび立つと同時に
機内モードに変え自身で通信を
止めていたからでした! 
       

後悔してもあとの祭りでした、、 


「シュルツ夫人もご高齢だし、  
  もうお会いできるチャンスは

   無いかも・・・」


 とても残念な気持ちで後ろ髪を
引かれながら帰国をしました 


そして、2016年の3月に日本の版権元から突然1通のメールが届きます

 

「Santa Rosaのミュージアムから指示を
   受けて連絡しています
   Snoopy Museumの招待券を送るから   

    住所を教えてください」


仕事上もうスヌーピーとは何も関係もなかったし 


“Museumの招待をもらっても 
  アメリカまでは又行くことは
 できないけれど”
 
と思いながら住所を明記し返信しました
 
するとある日私が受け取ったのは


4月に日本で行われる
"SNOOPY MUSEUM TOKYO"


のオープニングレセプションの案内でした! 


六本木にオープンした
SNOOPY MUSEUM TOKYO!!!


そこに仕事上何も関連が無くなった
私を誰かが招待して下さったのです!


スヌーピーとは、

やっぱり縁がありました!
 
どう考えても、シュルツ夫人の計らい・・


 「スヌーピー・ファミリーは、   
    なんて温かいのだろう!」 


そう感動しオープニングパーティーに

参加し、昔一緒に仕事をした面々との

再会を果たします。          


そして、無事にシュルツ夫人とも
初めてお会いする事ができました!
 


幼い頃には、分からなかった

Peanutsの魅力
 
亡きチャールズ・シュルツ師の
思いを乗せたスヌーピーという名の
ビーグル犬が世界中から時代を超えて
愛される理由
 
それは、人を大切にするという

無形の価値がしっかり根付いている

からなのかもしれませんね!


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