要らない荷物の降ろし方
「何だか身体が重くて軽やかに動けない、
荷物なんて背負っていないのにどうして?」
何も持っていないのに身体が重かったり、いつもはすいすい決められる事が出来ず判断力が通常より鈍くなってしまう、そんな経験をお持ちの方は多いと思います。
物理的に背中に背負っている荷物は、ただ降ろすだけだから簡単なのだけど
見えない荷物ってどうしたら降ろせるの?
そもそも見えないって何でしょうか?
具体的には、見えない荷物というのは、「心のひっかかり」の事です。
「あれをしなければいけない」
「これをしなければいけない」
「こうしないと本当は良くない」
「無駄を作らず効率的に動かないと取り残されてしまう」
正解を求め続け無駄をなくし頭で計算しながら生産性を追い求める。
それゆえに簡潔に処理できる事を優先し面倒くさい事はつい後回したり、感情を伴う事に蓋をしてしまったりして無意識に心に重荷をかかえてしまう。
このループにはまると身体は何ともないはずなのにやる気が起きない、立ち上がるのが辛いなどメンタルブロックがかかる状態で何となくけだるい感じになってしまいます。
では、どうやってこのループから抜け出せればいいのでしょうか?
それは、とにかく頭の中にあるものをいったん取り出す事!
具体的には、こんな感じです。
①頭にあるものをまず紙に書いて取り出す作業からスタート
②次は今の自分の状況を完全に把握する為の図式化
③自分の軸が今、どこにあるのか?の俯瞰的把握
③自分の望む位置に自分の軸をシフト
①の作業のために、まず紙とペンを用意して下記を書いてみてください。
・縦軸に正しさ生産性、横軸に感情の揺れ幅
・縦軸の上には正しさ・生産性の精度の高さ、下には低さ
・横軸の右には、分かりやすく幸福感が高い、左には低い
4区分の図にして自分の置かれている状況を一度書いてみましょう。
ループから抜け出せない状況は、正しさの高さはあっても感情の揺れ幅の幸福度が低い状況で、正しい事や生産性にのみに重きを置き、感情の揺れ幅を無視し続けている状況だし、逆に右によっているけど縦軸がめちゃくちゃ低いと社会的には、受け入れられていない状況だと分析する事が出来ます。
こうして、図式化すれば自分が今どの位置にいるのかを俯瞰して理解する事が出来る。
いわゆる自分の状況を客観的な視点で捉えるのです。
人間は、もちろんロボットではありませんので感情があります。
感情ばかり優先しても生産性だけを追い求めてもうまくいかないし、その塩梅はご本人してかわからない。でも、本人も自分の事で近すぎて見えなくなってしまう事もある。
だから、、
①自分の状況を可視化
②自分の望む場所を決める
③②の為の行動パターンを変える
リラックスしたいなら雑踏を離れて公園や自然に触れ合える場所に行くように
ナビの目的地を今までのパターンから新しい場所に組立直す。そのくらいシンプルな事です。
他人にとって正しい事は、自分にとって正しくないかもしれません。
他人にとって生産性が高くても自分にとっては必要ないかもしれません。
もう、自分を責める時代は終わりです。
もともと日本人は、欧米人と比較してセロトニンの分泌が少ないと聞いたことがあります
セロトニンとは、感情や気分の心のバランスに深く関わる脳内神経伝達物質でセロトニン不足になると鬱や睡眠障害などの原因になるそうです
真面目な日本人が何かのきっかけで鬱になるのまうなずけます。
問題に気が付いたら解決方法を探って身軽になるか
自分を責め続ける人生を選ぶかは一人一人の自由です
自分の正しさも自分の感情も誰も教えてはくれません
だから、当然自分の中にある「心のひっかかり」は自分が見つけて、昇華できるように対処すればいいだけです
頭の中にある課題をどんどん紙に書き、やる事リストにして視覚化を心がけましょう
そして、一つ終わるごとに自分の事を褒めて
責める癖さえついでに手放します
自分らしくいる普通の状態は、
自分が生まれた時はもっていなかった
要らない荷物を手放す事ですから
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その荷物は、降ろした方がいい。その方が、心の負担から開放されるから
その荷物は、降ろした方がいい。その方が、偏見がない状態で物事を捉えられるから
その荷物は、降ろした方がいい。軽やかに人生を歩むことができるから
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またとない今日を笑顔で過ごす為のヒントになればとても嬉しいです!
本日もお読みいただきありがとうございました。
#手放し #自分力
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