アート思考で学んだ「いびつタグ」とは?


START UP HUB TOKYOの連続セミナー、アートレ!【アート思考 × 起業のワークショップ】1期生に当選し、5月16日・23日・30日の三日間、オンラインセミナーを受けさせて頂きました。


講師は、「アート思考ドリル」と「ハウ・トウ-・アート・シンキング」の著者である若宮和男氏とSTART UP HUB TOKYOのスタッフの方が2名入って下さり、受講生は10名で行いました。


「起業にアート思考を取り入れよう」というこの参加型セミナーは、自分の中の「いびつさ」と、向き合う事から始まりました。


この「いびつさ」という言葉を英語にすると「歪んだ、歪曲された」などの意味である「distorted」と訳され、まさにまっすぐではないという意味となります。


「いびつさ」という言葉は、一般的にポジティブな表現にはあまり使われませんが、アート思考では、この「いびつさ」を、自分の一部として再認識します。


自分の中に存在する「いびつさ」は、歯がゆく、自分の一部の癖に扱いつらく、それがゆえに悩み、苦しみさえ生み出したり、自分の中にある何かに対する偏愛だったりと見方によっては、愛おしい存在でもあります。


それは、自分の尖った部分で、他の人の中には決して存在しない、憎めない、自分でも、時に扱いにくい、ある意味歯痒いもの。しかし、欠けてしまうと、まるで自分のど真ん中にある重要なピースがすっぽりなくなり、バランスが保てず、もはや自分は自分でなくなってしまう熱量の高い特別な場所でもあります。


自分の中にある、いい所も、少し苦手なところも、一旦取り出して、言語化する作業を通して自分なりの「いびつタグ」なるものを作っていきました。


「いびつさ」を見つめる事は、見たくないと蓋をしてしまった、蓋を開ける事でもあります。


年齢を重ねる毎に、いびつな自分を無意識に隠し、「こう見られたい自分」見せてしまうのは、自分の中にある「いびつさ」をポジティブなものとして捉えられていないからかもしれません。


しかし、自分の中の「いびつさ」は、覗き込む怖さを手放して、話しかけてみると、自分が今まで思っていたよりも随分とチャーミングで愛すべきものでした。


この作業を経て、初めて「アート思考」のスタートラインに立てた気がします。


個人のパーソナルブランデイングを形成していく中で、「こうなりたい自分・こう見られたい自分」というゴール設定はもちろん大切です。しかし、それも「本来の自分」を正面から見つめて、見たくない「いびつさ」に向きあって初めて、正しいルートが設定できます。


自分に向きあう事は、結局はほんの少しの勇気です。


蓋をして、隠すより、今は、どんどん扉を開けて風通しのいい付き合い方をする事で手放していけるものが沢山あるようです。


アートレ!【アート思考 × 起業のワークショップ】にご興味のある方は、START UP HUB TOKYOのサイトをチェックしてみてください。2期生の募集がいつかアップされるとおもいます。


詳細は、下記を↓ご確認ください。講師の若宮先生およびSTART UP HUB TOKYOのスタッフの方は、サポーティブで安心して参加ができますので本当におすすめです。

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