運命の出逢いについて


5年前、ワイン友達と一緒に

フランスのボルドー地方に行った


ボルドーは言わずと知れた
フランスワインの一大産地だ


そんなボルドー2日目に
サンテミリオンという街に行った  


そこに趣きのある教会があった


教会に近づいていくと何処からともなく

一匹の犬が現れ

私の前で、横たわり

「遊ぼ!」  と誘ってきた


教会に隣接する葡萄畑の所有者が連れた
キャバリア チャールズキング エスパニョール

というイギリスの犬だった



この犬がキングの称号を持つのは、

イギリスの国王がこの犬種の優雅さと
愛くるしさに惚れ込み与えたかららしい


目の前に現れたキャバリアちゃんは
白と茶コンビカラーのウェーブヘアで
垂れた耳が可愛いらしく

その愛くるしさに 


「次に飼うなら絶対キャバリア」 


そう、葡萄畑の前で誓った覚えがある


ボルドー旅行から2年と3カ月が経った時
勤め先を辞めるタイミングがあった


その半年くらい前から
近所のペットショップで
キャバリアを探していたが
なかなかピンとこない


どの子もみんな可愛いのだけど
何かが違う


一応にフレンドリーだし
顔も可愛い


でも、絶対この子!
という気持ちにはなれなかった


半年キャバリア探しをして
千葉にいる4カ月のキャバリアを見つけた

そのワンコは、生後二ヶ月くらいの時

風邪をひきずっと入院し

店頭に並ばないまま
4ヶ月になってしまった
いわゆる売れ残りキャバリアだった


恐る恐る抱いてみると
私の手をペロペロ舐め始め
私の鼻まで舐めてきた


警戒心が殆ど無い
とっても素直ないい子だった
「この子だ!」
そう直感的に思った


そして縁があり
りくという名前の家族になった

りくは、お散歩で
歯をむき出しに怒り出す犬に
出逢っても絶対にやり返したりしない


何もなかった様に
すっとその場を離れる

優しい男の子だ


その姿を見て
私はいつも自身を振り返る


私はりくの様に穏やかに

その場を収める事ができているのか

「つい、余計な事を言ってしまっていないか」と


犬も人間も物に至るまで
全ては出逢いだと思う 


品種とか値段も大切だが
それ以外の要素の感情的結びつきがあって

初めて「出逢い」になるのだろうか 


妥協せず半年かけて
探し続けて本当に良かった



自分を幸せにしてくれる
パートナーが誰で何なのか
本当は自分がよく知っている


私にとってのりくは
最高のパートナーだが

りくにとっての私も
最高の存在になれたらと思う


彼らは、飼い主を選べない

受け入れる事が使命だから


共存し合うという事は
認め合い愛を持つという事だと思う


全ての繋がりは

いつも新しい視点をもたらしてくれている


素晴らしいパートナーと

生きれる事が心から嬉しい


#キャバリア #ボルドー #サンテミリオン #犬 #運命の出逢い #パートナー

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