心配する代わりに愛を贈ろうと思う

トップスイマーとして
世界で戦っている池江璃花子選手の
白血病であるという告白は
衝撃だった


「まだ18歳なのに、、
   なんで、、彼女が、、」


10代の弾ける若さに
泳ぎ切った後に見せる笑顔は
とてもキラキラ輝いていた


数々の記録を塗り替え
日本の水泳会には
既に無くてはならない選手


「素晴らしい活躍だなぁ」  

と思いながらも  
ほんの少し彼女の事が気になっていた


類まれな才能と努力で
大きなタイトルをどんどん手にする


彼女が背負うプレッシャーは
計り知れない大きさで


「彼女は、これから  どう戦っていくのだろう？」


そうぼんやり考えていた


去年の暮れ辺りから今年に入り
テレビで彼女を見る度に
何か切ない気持ちがしていた


幼い頃から恵まれた身体に
スイマーとしての天賦の才能が備わった
彼女の活躍を嬉しく拝見する一方で

「光が当たり過ぎている   
   悪い事が起こらなければいいな」  


 と願っていたのが一月の終わり位  


そして、2日前本人が白血病と  
SNSで告白   


神さまは、時にとても残酷な事をする  


私達が生きている地球には、 
 光と影がある  


光は、影が無いと成り立たない


それは、揺るぎない真実だとしても
今のタイミングで起きる衝撃的な出来事


手に届きそうな世界選手権のメダル
年齢的に最高のタイミングで訪れるオリンピック
それも東京開催


その夢に向かって見えない努力や
涙をたくさん流しただろう


そう想像するだけで他人である私すら
胸が潰れそうになる


その状況をつい  


 「可哀想」  
  
 とか


「心配」  


と言う言葉にして しまいそうになる 


しかし、私はあえて書く


「可哀想」


 とか


「心配」は   


今の彼女の何の足しにもならない  


もし、今私達に出来る事があるとしたら


  「励まし」  


  や 


「温かな思いやり」   


 を 送る事だ  


今の彼女には
ポジティブなエネルギーしか要らない


それ以外は、きっと必要が無い  


この写真は、飯能のハーブガーデンに  行った時、差し込む太陽の光が  とても綺麗でエネルギーを感じたから  撮影したもの

  昨日の夜中に彼女の事を考えていて
  この写真を選んだ


  見ず知らずの池江璃花子さんが
  少しでもいい状態で病と
  戦えます様に
  
  優しい愛にたくさん包まれます様に


  そんな思いを胸に
   この写真を彼女に捧げます