思考に"褒め言葉"を開通させよう!
"Show your appreciation in words“
外資系の企業で就業していた時
オフィスにこんな言葉が書いてありました
日本語に直訳するとこうなります
“感謝の気持ちを言葉で伝えよう“
"感謝の気持ちを伝える"って
小学生の道徳の授業のようですが
これが実践となると
なかなか難しかったりします
20代の頃、レストランやお店で
サービスを受けた後に
“ありがとう”
と口に出して言えない自分がいました
お店の人との距離感がわからず
特に洋服屋さんなどは
「試着をしたら
買わなければいけないかも?」
というプレッシャーを感じ
購入しない時はわざと言葉を交わさず
避ける様にお店を出ていた事があります
その後、アメリカ留学の為
サンフランシスコ(SF)に住んでいた時に
このスタンスを変える出来事がありました
ある日、アメリカ人のボーイフレンドと
SF市内のレストランに行った時
サーブをしてくれたらウエイトレスさんに
私は、
軽く頭を下げましたが
特に ”Thank you”の言葉を発しませんでした
すると彼に
「どうしてThank youを言わないの?
それはとても失礼な事だよ」
と、きつく注意された事がありました
日本では、お給仕してもらう時に
軽く頭を下げる事はあっても
"ありがとう"までは言わないとか
サーブ(お給仕)に対してサービスという
感覚はなく仕事だからとから
多分、色々な理由がありましたが
ボーイフレンドは、容赦なく
「軽く頭を下げただけでは、
伝わらない
ちゃんと口に出して
"Thank you"
を言うのがマナーだ」
とアメリカ流コミュニケーションを
しっかり伝授してくれました
確かに、SFに暮らしていると
様々な場所で
「Your hair color is so beautiful !」
(あなたの髪の色、とってもきれい!)
とか
「Your earring is so cute !」
(あなたのイヤリングすごく可愛いわね!)
など軽くて気持ちいい褒め言葉を
たくさんもらっていることに
気が付きます
その日から私は、行く先々で
"Thank you"を言う事にしました
レストランでサーブされた時はもちろん
持ち帰りのコーヒーを受け取る時も
雑貨屋さんで声をかけられた時も
どんどん"Thank you"を言いました
最初は、もごもごしていましたが
慣れてしまうと自然に
"Thank you"
が言えるようになっていきました
すると、次は余裕が出て
"さっき頂いたイチゴクレープ、
とっても美味しかったです!"
とか
"その説明すごく分かりやすかった!"
とか
その時に感じた少しいい事を
相手に伝えられるようになり
カジュアルに会話を楽しめました
たくさん褒められると
たくさん褒められた経験が
脳内にストックされます
たくさん"Thank you"を言ったり
言われたりするとこちらも
たくさんストックされます
(アトリエアヤカのetsukoさんの作品 桜文鳥)
“ありがとうと言う感謝”も
”相手を褒めるポイントを
探して口に出す事”も
そうするものと脳が
判断するまで続ける
すると戸惑っていた引っ掛かりは
見事に無くなり自然に
口に出せるようになります
"心で思う感謝"
と
"口に出す感謝"
両方大切ですが
相手により伝わるのは
"口に出す感謝"です
それは、出来ないより出来た方が
人生が豊かになります
何かを生み出すきっかけになります
思考に"褒め言葉"を開通させる事は
続ければ簡単にできます
全くできなかった私でも
継続するだけで出来たのですから
気になった方は、是非やってみてください
重い湿った物は過ぎた季節に置いて
軽くて明るい春を迎えたいものです
☆挿絵にしたアトリエアヤカのetsukoさんの作品に
ご興味ある方は、メッセージをお願いします
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