人間関係のバランスを上手く取る方法
"あまり追い求めたり、
疎遠にしてはならない"
これは、5年ほど前
文章講座に行った時に
講師の先生から
聞いた言葉をメモしたものです
その先生は、作家さんと本を制作する
編集者の方だったと思います
本を製作する上で
大切にされている事として
"あまり追い求めたり、
疎遠にしてはならない"
を説明してくださいました
いわゆる
“作家さんとの距離の取り方について”
です
売れっ子の作家さんでも
常に最高の状態である訳ではなく
その時に"追い求めすぎても"
プレッシャーになるだけだし
"疎遠になりすぎても"
縁が切れてしまうそうです
作家さんが最高の作品が書ける
絶妙なタイミングを計る為に
必要な程よい距離感
これが
"あまり追い求めたり
疎遠にしてはならない"
この距離感で接していると
相手の最高の状況を
見極めるポイントが見え
“想像を超えるクリテイティブな
何かを起こす事が可能になる“
そう話してくださいました
"あまり追い求めたり、
疎遠にしてはならない"
は、編集者と作家さんだけの話ではなく
どんな間柄にも言えるかもしれません
私はコミュニケーションに
“見えないゾーン”
があると思っています
例えば
“相手”と“自分”の領域
“知りたい情報”と“シェアしたい情報”
“気が付いてほしい欲求“と”伝えたい欲求“
様々な思いが交差する中で
どちらかが先走りすぎても
どちらかが引きすぎても
"丁度いいポイント"
は見えてきません
"あまり追い求めたり
疎遠にしてはならない"
は、言い換えると
「常にフラットに
入り込みすぎない
程よい距離を保ち
お付き合いもきちんとする」
という事になるのでしょうか
“このプロジェクトを
どうしても成功させたい!“
など気持ちが先走る情熱は
時に冷静さを奪うものである様に
自分が何かに囚われてしまうと
その考えに溺れそうになり
全体像が見えなくなります
そんな時は、誰にとっても
程よい距離を思い出すために
"あまり追い求めたり
疎遠にしてはならない"
この言葉を読み返します
言葉は、本当に奥が深いと思います
発する人の意図が
受け取る人の思考で
七色に意味が変わるのですから
“あまり追い求めたり
疎遠にしてはならない”
は、もしかしたら
「追い求めなくても
疎遠にしなくても
自分の近くに来るものは来る」
こう言い換える事もできますね
良い週末をお過ごしください!
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