ビジネスに役立つ心理学 返報性の原理
今日から、ビジネスに役立つ心理学というテーマで
様々な原理や法則に関して書いていこうと思います
"返報性の原理"をご存知でしょうか?
"返報性の原理"とは
"人は、他人から何か施しを受けた時、無意識に
その相手に対してお返しをしなければいけない"
そう考えてしまう原理の事です。
例えば、 Aさんは友人Bさんとお茶に行き、
いつもは割り勘なのに、一軒めのお店でAさんは
Bさんにご馳走になったとします。
Aさんは、その行為に恩義を感じBさんに何らかの
お返しをしなければと思い、二軒目では
AさんがBさんにご馳走しました。
これは、受け取るだけ受け取ってお返しをしない人は、
嫌われるかも?そんな人間になりたくないと無意識に思い
同時に、恩義をずっと抱えているより早く返すという負荷を
手放したいと言う心理の事です。
もちろん、感謝のお返しの表れという事は、言うまでも
ないのですが、あえて分かりやすくする為、ドライに説明致します。
この原理は、ビジネス上非常に有効な為、様々なシーンで使われています。
例えば
- 居酒屋チェーンのビール一杯無料券
- 美容院でのトリートメントサービス
- コーヒーショップでのサービス券
などがそうです。
下記の写真は、先日の宣伝会議セミナーで
参加者休憩所でオレンジジュースとコーヒーサービスを
受けた時の写真ですが、Twitterさんは、広告と共に
上手く返報性の原理を利用されています。
単純にツイッターさんに好印象になりました!
(ツイッターさん提供のオレンジジュースとコーヒー)
全て、お客様にお得なメリットを先に渡す事により、
無意識にユーザーがそのお店やサービスに恩義を感じ、
出来るだけお返ししたい(再訪しなければ)という心理をついています。
実際、お店で何かをおまけしてもらった時、
又行かなきゃと思ってしまいますよね?
もちろん、そのお店のサービスが一定のクオリティーが
担保されている時のみ有効なのですが。
ビジネス心理学として返報性の原理を紐解き
説明しているので温かみを感じませんが、
人は自分に優しくしてもらったり、気にかけてもらうと
その相手に好意を持つものです。
こちらの感情は、どちらかというと
相手の承認欲求を満たすという部分が大きいです。
誰かが何かをしてくれるからという条件で何かをするより、
したい事をしていたら自然に上手くいった!
よくよく考えたらそれは、返報性の原理だった
そんな感じだと嬉しいものですね!
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